児童発達支援・放課後等デイサービスとは?
発達が気になるお子さんを、ご家庭や学校の中だけでサポートすることは容易なことではありません。
そのような子どもたちのためにあるのが「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」などの発達支援施設です。
児童福祉法に基づいた施設であり、直接通うことで、必要なサポートを受けることができます。学童をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
ただ、一般の学童と異なり、一人一人に「個別支援計画」という療育のプログラムが作られています。
そして利用にあたっては「受給者証」の申請が必要です。
(※療育とは…「障害のある子どもに対し、身体的・精神的機能の適正な発達を促し、日常生活及び社会生活を円滑に営めるようにするために行う、それぞれの障害の特性に応じた福祉的、心理的、教育的及び医療的な援助である。 」厚生労働省HPより)
原則的に、小学生未満の未就学の子どもが通うことができるのが「児童発達支援」、小学生~高校生の就学児童が通うことができるのが「放課後等デイサービス」です。
「いろは」では子ども本人だけでなく、保護者の方のレスパイト(介護者の休息)とペアレントトレーニング(子育て支援)の役割も担っています。
お子さんの成長に合わせて、継続した支援をするために、「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」の両方を行っておりますので、気軽にご相談ください。
5つのスキルトレーニング
運動スキル
理学療法士・作業療法士による運動面や指先の発達促進、ビジョントレーニング、感覚統合をもちいた療育です。その子に必要な遊びや生活指導を行います。
身辺自立スキル
保育士等による生活全般に関わるトレーニングです。
物の片付け、時間を守ること、洋服の着脱など生活において必要なスキルを身につけます。
学習スキル
教員免許保有者等による、学習支援です。
いろはの学習支援では、ただ勉強を教えるだけでなく、「自ら考えてアウトプットする力」 をつけることを重視しています。そのため、自分で調べる力、まとめる力をつけていきます。 これを学習スキルと「いろは」では呼んでいます。 高学年児は ICT 機器の活用により、将来の就労に向けてのトレーニングも行います。
コミュニケーションスキル
対人関係を築くことが難しいお子様には、ボードゲームや小集団での運動療育などを通し、 コミュニケーションスキルを身につけていくよう支援します。
余暇スキル
物づくり、調理活動、読書など、本人がリラックスして過ごすための場所提供と、能力向上の支援を行います。将来の就労につながることもあるため、「いろは」ではとても大事にしている活動です。
「いろは」の時間割
送迎範囲:太田 太田南 一宮 川岡 鶴尾 円座 香川県立中部支援学校
※送迎につきましては、配車の数、感染症対策に伴う消毒作業等の都合上、お断りする場合もございます。申し訳ございません。なお、上記の学校以外につきましては要相談となります。
代表ごあいさつ
はじめまして。代表の岡です。
私はうまれも育ちも香川県、生粋の香川県民です。
「いろは」を立ち上げる前は県内で小学校の教員をしていました。
教員時代に結婚、出産し自分の子どもを育てていく中、我が子に育てにくさを感じることがありました。
子育てに悩み、でもどこに頼っていいか分からない毎日。「教員にもかかわらず、何故私は自分の子どもを、こんなにも育てられないのだろう」と情け無く思う辛い日々を当時は過ごしていました。
そんなとき支えになったのが、同じような悩みを持つ保護者と話す「場所」や、「療育」という支援の手段でした。
当時の私は、自分の子どもを「大人になったときに恥ずかしくないような立派な人間に育てなければ」という思いや「子育てがうまくできないことは恥ずかしいことだ」という思いばかりで、子どものできない部分ばかり目が行ってしまい、叱るばかりで、子どもの良さや強みに気がつく事ができませんでした。
今は、過去の私自身の経験が、同じような悩みを持つ方のお役に少しでも立てればいいなと思っています。
「いろは」という名前には、
『子どもたちが自分の持つ可能性を伸ばし、楽しみながら大人になってほしい。
そして彩り豊かな人生を歩んでほしい』そんな思いも込めてられています。
学校でもない、家庭でもない、でもここに来れば自分の居場所がある。
「いろは」はそんな場所でありたいと思っています。
代表プロフィール
岡 実樹
Oka Miki
元小学校教諭、男女2児を子育て中の母親。
教員退職後、株式会社オフィス岡を設立。整理収納業務と個別指導の学習塾経営を始める。
教員時代の経験を活かし、子どもの発達特性に合わせた学習支援を行うことを得意とする。
子ども自身へのアプローチのみならず、周囲の環境を整えることが大切と考えており「障がいの社会モデル」の理念を推奨している。
■保有資格
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教員免許:小学校及び中学校(社会科)、高校(地理歴史)、特別支援学校
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産業カウンセラー
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整理収納アドバイザー
■所属学会
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一般社団法人日本産業カウンセラー協会
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一般社団法人日本 LD 学会
処遇改善に関する具体的な取組内容(職場環境要件)
弊社は、処遇改善加算及び、特定処遇改善加算を取得しており、職員の労働環境処遇改善を実施しております。
職場環境要件として、下記の通り取り組んでおります。
入職促進に向けた取組
・他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みを構築しています。
資質の向上やキャリアアップに向けた支援
・職員の資格取得のための費用一部負担。学習時間が確保できる勤務体系にしています。
両立支援・多様な働き方の推進
・有給休暇が取得しやすい環境を整備しています。
・業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制が充実しています。
腰痛を含む心身の健康管理
・短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策を実施しています。
・事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制を整備しています。
生産性向上のための業務改善の取組
・タブレット端末の導入、労務の一部クラウド化により業務量を縮減しています。
やりがい・働きがいの醸成
・ ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善に
取り組んでいます。